「走行距離疑義車」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

中古車に関連する話題で登場する言葉「走行距離疑義車」とはどんな車なのでしょうか。

今回は、「走行距離疑義車」の意味について解説します。

「走行距離疑義車」とは?意味

「走行距離疑義車」とは、「走行距離が疑わしく本当の数字であるかどうか信用できない車」を意味する言葉です。

「走行距離疑義車」の概要

中古車の状態を見るのに重要な指標の一つが「走行距離」です。

これまでにどの程度の距離を走行したのかによって車の劣化具合や程度は異なります。

走行距離が長いほど使い込まれているので価格は安く、走行距離が短いほど痛みは少なく価格も高くなります。

購入希望者は中古車の走行距離を見て状態や程度を推測し購入を判断しますが、一部の悪質な業者は走行距離メーターを細工し本来の走行距離よりも少ない数字に変え低走行距離であるかのように偽装します。

このような「不正な手段によって走行距離が細工されている疑惑がある車」が「走行距離疑義車」です。

疑惑がある以上走行距離を信用して判断できない車であり、よほど中古車に詳しくない人でない限り手を出すべきではありません。

「走行距離疑義車」の言葉の使い方や使われ方

『走行距離疑義車の可能性がある車』
『価格だけを見て購入すると走行距離疑義車をつかまされるリスクがある』

まとめ

少し前まで中古車業界では公然の秘密と言われていた「走行距離疑義車」ですが業界全体の取り組みにより数は激減しています。

以前に比べればリスクは少ないもののまだまだ悪質な手段をためらわない業者は紛れています。

不自然に走行距離が短い中古車には手を出さないのが賢明な選択です。