「鯛の尾より鰯の頭」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「鯛の尾より鰯の頭」の意味を分かりやすく説明していきます。

「鯛の尾より鰯の頭」とは?意味

「鯛の尾より鰯の頭」は「たいのおよりいわしのかしら」と読みます。

意味は「大きな組織で目立たない位置にいるよりも、小さな組織で上位になった方がいい」という教訓です。

大きな組織にはそれなりに優秀な人が多いので、余程目立たない限りはトップに立つことは困難であり、一方小さな組織では人数が少ないことから競争率も低く、頑張ればトップに立つことが可能であるということのたとえです。

学校からスポーツ、ビジネスまで幅広く使われる言葉です。

「鯛の尾より鰯の頭」の概要

「鯛の尾より鰯の頭」の「鯛」は「高級魚の代表」、「鰯」は「大衆魚の代表」にたとえられています。

「高級な鯛の尾よりも、大衆的な鰯の方がいい」という意味から転じて使われる様になりました。

同じ意味のことわざに｢鯛の尾より鰯の頭に付け｣があります。

「鯛の尾より鰯の頭」の言葉の使い方や使われ方

「鯛の尾より鰯の頭」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『鯛の尾より鰯の頭と中小企業に入社する』
・『彼がレギュラーメンバーになれたのは正に鯛の尾より鰯の頭と言える』
・『志望校をワンランク下げて、鯛の尾より鰯の頭にする』

まとめ

今回は「鯛の尾より鰯の頭」について紹介しました。

「鯛の尾より鰯の頭」は「大きな組織で目立たない位置にいるよりも、小さな組織で上位になった方がいい」という教訓、と覚えておきましょう。