「二足の草鞋を履く」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「二足の草鞋を履く」とはどんな行為を表す慣用句なのでしょうか。

今回は、「二足の草鞋を履く」の意味について解説します。

「二足の草鞋を履く」とは?意味

「二足の草鞋を履く」とは、「二つの仕事や立場を掛け持ちし両立させること」を意味する言葉です。

「二足の草鞋を履く」の概要

一つの仕事や立場に専念するのではなく二つの仕事や立場を掛け持ちし両方をこなす様子を表す慣用句です。

普通の人であれば両立し得ないような仕事や立場を掛け持ちすることを指し、学生でありながらバイトで働くなど達成が容易で当たり前に行われているような掛け持ちに対しては用いられません。

「二足の草鞋を履く」の言葉の使い方や使われ方

『小説家と弁護士の二足の草鞋を履く』
『二足の草鞋を履くには周囲の支えが欠かせない』

「二足の草鞋を履く」の類語や言いかえ

・二刀流
「二つの仕事を同時にこなすこと」を意味する言葉です。

投資と打者の両方をこなすメジャーリーガー大谷翔平選手の活躍を例えた言葉で、本来の意味は「二つの物事のうちどちらでもいける」というものでしたが、現在では「二足の草鞋を履く」とほぼ同じ意味で使われています。

まとめ

本来なら二人でこなすべき別々の仕事を一人でこなしている様子をさして「二足の草鞋を履く」表現します。

日常生活でもよく使われる言葉なので意味を知っておきましょう。