「凌雲の志」とは?意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「凌雲の志」の意味を分かりやすく説明していきます。

「凌雲の志」とは?意味

「凌雲の志」とは?意味

「凌雲の志」の読みは「りょううんのこころざし」で、「雲の上の高みへ上ろうとする気概や心意気で世俗を超越することや、立身出世を目指すこと」を意味する言葉です。

「凌雲」とは「雲よりも高い所」という意味で、そこから比喩的に「世俗を超えることや高位に立身出世すること」の意味で使われています。

「凌雲の志」の概要

「凌雲の志」の概要

「凌雲の志」「凌雲之志」と表記して、四字熟語として扱われることも少なくありません。

また、近年では「世俗を超えること」と言った漠然とした意味で使われることは少なく、「東大を目指す」「高級官僚を目指す」「起業して大企業に育て上げる」等の具体的に「高位に立身出世すること」を指して使われるのが一般的です。

この「凌雲の志」の由来は、中国の後漢時代の歴史書である「漢書」の揚雄伝、もしくは、同時代の歴史書の「後漢書」の馮衍伝とされています。

「凌雲の志」の言葉の使い方や使われ方

「凌雲の志」の言葉の使い方や使われ方

・『彼は地方の農家の出身ですが、凌雲の志を抱いて上京し、一流大学から一流企業へと進み、志を遂げました』
・『凌雲の志を持って起業しても、成功するのはごく一握りの人に過ぎません』

まとめ

まとめ

「凌雲の志」とは、「雲の上の高みへ上ろうとする気概や心意気で世俗を超越することや、立身出世を目指すこと」を意味する言葉です。

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