「棒読み」とはどのような意味で使われる言葉なのでしょうか。
今回は、「棒読み」の意味について解説します。
「棒読み」とは?意味
「棒読み」とは?意味
「棒読み」とは、「強弱や抑揚などの変化をつけることなく一本調子で読むこと」を意味する言葉です。
「棒読み」の概要
「棒読み」の概要
一般的には台本の台詞を同じようなトーンで読むことを指し、抑揚や強弱がなく感情も全く伝わってこないセリフ演技の下手さを示す言葉です。
人が話をする時はどんな内容であっても声が大きくなったり力がこもったりなど意識せずともトーンが変化します。
芝居でセリフを読むのであれば通常よりも大げさに表現するくらいでちょうどいいはずなのに普通に話す時よりも声の調子に変化がなくただ言葉を音にしているだけで何の感情も伝わってこないような下手くそな演技が「棒読み」です。
ただただ文字を読み上げているだけであり感情表現を目的にする演技としては全く価値がありません。
「棒読み」の言葉の使い方や使われ方
「棒読み」の言葉の使い方や使われ方
『セリフが棒読みで下手くそな役者』
『話の内容は素晴らしいのに棒読みのせいで台無しになっている』
まとめ
まとめ
平坦な読み方をまっすぐで何の特徴もない棒に例えた「棒読み」ですが、感情表現が求められる役者としては致命的な演技力不足です。
技術的な部分によるところも多いので改善は不可能ではありません。
気になる方は稽古を重ねて表情豊かな読み方を身につけてください。