この記事では、「驥尾に付す」の意味を分かりやすく説明していきます。
「驥尾に付す」とは?意味
「驥尾に付す」とは?意味
「驥尾に付す(きびにふす)」とは、優れた人に従って行けば、物事を成し遂げることが出来ると言うたとえです。
「驥尾に付す」は「驥尾に附す」と表すこともできます。
「驥尾に付す」の概要
「驥尾に付す」の概要
「驥尾に付す」の「驥尾」とは、駿馬(名馬)の尾や後ろ、または優れた人の後ろのことを言います。
「驥尾に付す」の語源は、蠅が名馬の尾につかまることで、千里もの距離を行くことができたと言う故事から来ています。
「驥尾に付す」と似た表現としては「驥尾に付く」があります。
「驥尾に付す」の言葉の使い方や使われ方
「驥尾に付す」の言葉の使い方や使われ方
・『私はただ諸先輩方の驥尾に付しているにすぎません』
・『驥尾に付して言わせていただきます』
・『この成功は恩師に驥尾に付したからこその結果です』
・『彼はうまく驥尾に付したことで、早く出世したようだ』
まとめ
まとめ
「驥尾に付す」は「敷かれたレールの上を進む」ことにも似ているかもしれません。
最初は誰も知らないことばかりなので、先輩方の後ろを付いていくことで、その道のノウハウを習得できるようになるでしょう。
ある程度進んでいくと、自分のオリジナルの道を切り開いていく選択肢も見えてきます。
それぞれ自分の進みたい道、進むべき道へ向かっていきたいものです。