「お茶を濁す」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「お茶を濁す」とはどのような意味を表す言葉なのでしょうか。

今回は、「お茶を濁す」の意味について解説します。

「お茶を濁す」とは?意味

「お茶を濁す」とは、「その場しのぎの適当な言動でやり過ごすこと」を意味する言葉です。

「お茶を濁す」の概要

明確な剣道を見せずにごまかしてその場を乗り切ることを指す言葉で、一時しのぎの曖昧な態度を表します。

どうとでもとれるようなことをしたり解釈が分かれる行動をとったりなど、言質を取られることのない言動でとりあえずその場を切り抜ける様子に対して用いる表現です。

茶道の経験がないのに経験者を装った人が茶席でごまかすために適当にお茶を混ぜて濁し取り繕ったというエピソードに由来する慣用句で、あまり上手なやり方ではないごまかしや相手を納得させるまでには至らないがそれ以上の追求はかわせる程度の取り繕いを表します。

その場しのぎの態度を表す言葉なので明確な意志が含まれる言動に対しては用いません。

「お茶を濁す」の言葉の使い方や使われ方

『結婚の話についてはっきり答えてお茶を濁す』
『質問してもお茶を濁すばかりで真相は分からなかった』

まとめ

「お茶を濁す」は肯定でも否定でもない態度を表しています。

微妙なニュアンスを含む表現なので言葉の正しい意味を理解しておきましょう。