この記事では、「腰巾着」の意味を分かりやすく説明していきます。
「腰巾着」とは?意味
「腰巾着」とは?意味
「腰巾着」は「こしぎんちゃく」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「腰に付けて使う貴重品などを入れる袋」という元の意味で、財布など貴重品を入れて腰にぶら下げる袋のことです。
2つ目は転じて「目上の人の側にいて、ご機嫌を取る人を見下す言葉」という意味で、権力を持つ人の側にくっついてご機嫌を取り、優遇してもらおうとする人のたとえです。
日常ではこちらの意味で使われることが多くなります。
「腰巾着」の概要
「腰巾着」の概要
「腰巾着」は、布で作られ、上部を紐で絞る様に閉じる小物入れのことで、主に小銭やカギを入れる財布代わりに使われています。
江戸時代から使われていたもので、貴重品入れとしていつも腰にぶら下がっていることから、「権力がある人の側にくっついて媚びる人」を表す様になりました。
ビジネスでは「媚びへつらう人」という悪い意味で使われています。
「腰巾着」の言葉の使い方や使われ方
「腰巾着」の言葉の使い方や使われ方
「腰巾着」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『社長の横には常にあの腰巾着部長がいる』
・『実は中学生時代、いじめ首謀者の腰巾着だった』
・『政治家の腰巾着が参院選に出馬した』
まとめ
まとめ
今回は「腰巾着」について紹介しました。
「腰巾着」は「腰に付けて使う布袋」転じて「権力がある人の側にくっついて媚びる人」と覚えておきましょう。