「虎穴に入る」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「虎穴に入る」今回は、「虎穴に入る」の意味について解説します。

「虎穴に入る」とは?意味

「虎穴に入る」とは、「自ら危険な場所に足を踏み入れること」を意味する言葉です。

「虎穴に入る」の概要

「虎穴に入る」の「虎穴」とは「虎が住み暮らす巣穴」を指します。

猛獣として知られる虎は大変気性が荒く縄張り意識が強い生き物でテリトリーに足を踏み入れた敵には容赦なく襲いかかります。

獰猛な虎の巣穴に入るのは無謀という言葉では足りないほど危険な行為です。

誰がどう考えても危険であるとわかりきっている行為を危険極まりない虎の巣穴への侵入に例えた言葉が「虎穴に入る」です。

「危険を顧みず行われる勇敢な振る舞い」というポジティブな意味合いと「欲に駆られてする無謀な行動」という正反対の二つの意味で使われます。

「虎穴に入る」の言葉の使い方や使われ方

『虎穴に入るくらいの覚悟がなければ出世できない』

「虎穴に入る」の類語や言いかえ

・虎穴に入らずんば虎子を得ず
「挑戦しなければ望む結果は得られない」という意味のことわざです。

「虎穴に入る」は一般的にこのことわざの形で使われます。

まとめ

「虎穴に入る」は「勇気」と「無謀」というの正反対の意味を持ちますどちらの意味合いで使われているのか文脈から正しく読み解きましょう。