「ソワソワする」とは意味や概要、類語や例文まで徹底解説

「ソワソワする」とは、態度、心が落ち着かなくなる状態のこと

「ソワソワする」の解説

「ソワソワする」の解説

「ソワソワする」「ソワソワ」とは、副詞で態度、心が落ち着かない様子という意味になります。

つまり「ソワソワする」と使えば、態度、心がいつもとは違うということがすぐにわかるわけです。

反対の意味を持つ言葉「平常心」と合わせて覚えておきますと理解しやすくなりますのでおすすめです。

「ソワソワする」の使われ方

「ソワソワする」の使われ方

「ソワソワする」は、態度、心が落ち着いていないという意味で、いい意味でも悪い意味でも両方に使うことができます。

例えば何か楽しみなことを待っている時、いいことが起こりそうな期待感で胸がドキドキする時など「ソワソワする」と一言で表すことができます。

このような場合は、いい意味となります。

一方、浮気がばれそうになる、都合の悪いことがばれないかヒヤヒヤする、心配なことがあって平常心ではいられないといった時も「ソワソワする」と言います。

これはネガティブ、悪い意味合いとなります。

前後にある言葉、その場の雰囲気などからいい意味、悪い意味なのか判断するようにしてください。

「ソワソワする」の例文1

「ソワソワする」の例文1

「何をそんなにソワソワする必要がある?疚しいことがなければ堂々とできるはずだ」

ばれると困る、焦るといった時、人は落ち着きがなくなります。

目線が泳いだり、言葉がしどろもどろになったり、その場から逃げようとする、といった怪しげな振舞いを「ソワソワする」と言い表すことができます。

その為、人が「ソワソワする」様子を見ると「隠し事があるのではないか」「怪しい」「嘘をついているのかも」と感じることもあるわけです。

「ソワソワする」の例文2

「ソワソワする」の例文2

「一カ月も入荷を待った商品が、明日届くと思うと今からソワソワするよ」

嬉しいことがありますと、笑顔が多くなる、饒舌になる、じっとしていられず動きが増えるといったように、いつもとは違う言動が多くなります。

例文の場合は、楽しみという気持ちが強くて、心が落ち着かないという意味合いになります。

「ソワソワする」の類語・言い換え表現

「ソワソワする」の類語・言い換え表現

「ソワソワする」と似た意味を持つ言葉をいくつか紹介します。

「浮足立つ」

「浮足立つ」

「浮足立つ」「浮足」とは足が地面に着いていない状態という意味です。

「浮足立つ」は恐れ、不安から逃げ腰になること、落ち着きがなくなることといった時に使います。

つまり「ソワソワする」の悪い意味合いで使う場合と同義語ということになります。

「最初は強気だった上司も、相手の正論に反論できず浮足立つ」「解雇されるかもしれないという噂にスタッフは浮足立った」などと、使います。

「気が気じゃない」

「気が気じゃない」

「気が気じゃない」とは、心配で、心が落ち着かないという時に使います。

「彼のやり方を見ていると、クレームになるんじゃないかと、気が気じゃない」「兄がまた問題を起こすかもしれないと、両親は気が気じゃない様子だった」「先方に、ばれたらどうしようと、食事中も気が気じゃなかったよ」という風に使います。

「気もそぞろ」

「気もそぞろ」

「気もそぞろ」とは、他のことが気になり、落ち着かないという意味になります。

「彼は気もそぞろといった様子で、会議中発言もしないし妙な顔つきだった」「昨日からコンサートのことばかり考えて、気もそぞろだったよ」などと、使います。

「キョトキョト」

「キョトキョト」

「キョトキョト」は副詞で、不安、恐れ、好奇心などで態度が落ち着かない様子を表す時に使います。

「そんな風にキョトキョトすると、怪しまれるだけだ」「父は浮気疑惑を突きつけられると、キョトキョトした目つきになった」「キョトキョトしないで、じっとしていなさい」などと、使います。

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