「貝になる」とは?意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「貝になる」はどんな様子を表す慣用句なのでしょうか。

今回は、「貝になる」の意味について解説します。

「貝になる」とは?意味

「貝になる」とは?意味

「貝になる」とは、「口を固く閉ざして黙り込むこと」を意味する言葉です。

「貝になる」の概要

「貝になる」の概要

海や川にに生息する二枚貝は上下の貝殻を固く閉じあわせています。

上下の貝殻のことを「口」と表現しますが、貝の口は非常に強い力で閉じられており簡単にはこじ開けられません。

貝の口がこじ開けようとしても簡単には開けられないほど固く結ばれる様子に例えて「人が口を閉ざして黙り込んで何も話さないこと」「貝になる」と表現します。

一切口を開かず一言も喋らないさまを表す言葉であり、雑談に応じるような場合は含みません。

単に物静かであるだけではなく何かを聞き出そうとしているのに口を開かず話そうとしない明確で強い意志に対して用いる表現です。

「貝になる」の言葉の使い方や使われ方

「貝になる」の言葉の使い方や使われ方

『事件について話が及ぶと貝になる』
『関係者に聞き込みをしても貝になるばかりでて全く捜査が進まない』

まとめ

まとめ

「貝になる」は調査や尋問など限られた場面でしか使われないことから現代ではあまり使われませんがそれなりに知られた慣用句です。

難しい言葉ではないのでこの機会に正しい意味を覚えておきましょう。

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