「蚊帳の外」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「蚊帳の外」の意味を分かりやすく説明していきます。

「蚊帳の外」とは?意味

「蚊帳の外」は、「仲間外れ」のような意味で使用されます。

集団や組織から除外されて、意思決定や行動に参加できないことを「蚊帳の外」と表現するのです。

「蚊帳」とは、蚊の侵入を防ぐ寝具であり、これの外側であることで「仲間外れ」の様子を比喩表現したものなのです。

「蚊帳の外」の言葉の使い方や使われ方

たとえば、あなたの部門で来期の方針を検討していたとします。

しかし、あなたは検討の場には呼ばれず、意見を聞かれることもありませんでした。

このような場合に、「どうせ私は蚊帳の外なので、他の人の決定に従います」と述べるとよいでしょう。

これにより、意思決定に関与できない様子を、上手に比喩できるのです。

「蚊帳の外」の例文

「蚊帳の外」を使った例文を挙げます。

・『どうせ蚊帳の外なので、皆様の決定に委ねます』
・『意見を述べたいのに蚊帳の外では、まともな議論にならない』
・『彼のように優秀な人材を蚊帳の外にするとは、なんとももったいない』

まとめ

このように「蚊帳の外」は、「集団や組織から除外されて、意思決定や行動に参加できないこと」を意味する言葉です。

様々な場面で使用できる言葉なので、上手に活用するとよいでしょう。