「過る」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「過る」とはどんな様子に対して使う言葉なのでしょうか。

今回は、「過る」の意味について解説します。

「過る」とは?意味

「過る」とは、「よぎる」と読み「横切って通り過ぎること」を意味する言葉です。

「過る」の概要

目の前を遮るように横切りそのまま通り過ぎて行くことを指す言葉で、物理的な交錯を表す意味合いの他に考えや心の前を通り過ぎると言う心理的な表現としても用いられます。

通り過ぎる様子を見ているものに対して直接関わることはなく無関係に目の前をただ通り過ぎていくさまを指しています。

横切っていくものが自分と関わりがあったり興味を惹かれたりすることまありますが、対象となるものに作為は存在せず見ているものが一方的に心を動かしているだけに過ぎません。

目の前を横切るスピードは非常に早く、一瞬のうちに現れ消えてしまう様に対して使われます。

後を目で追おうとしてもすでに姿が見えなくなっているような瞬間的な動きを表す言葉です。

「過る」の言葉の使い方や使われ方

『目の前に何かの影が過る』
『悪い噂を聞いて不安が心を過る』

まとめ

本来は物理的な交わりを意味する「過る」ですが、現在ではほとんどが心理的な意味で使われています。

一瞬であっても心が奪われてしまうような印象の強いものに対して使われる表現なので正しく意味を理解しておきましょう。