この記事では、「顔が利く」の意味を分かりやすく説明していきます。
「顔が利く」とは?意味
「顔が利く」とは?意味
「顔が利く」の読みは「かおがきく」で、「信用や権力があり、相手に多少の無理がとおること」を意味する慣用句です。
「顔が利く」の概要
「顔が利く」の概要
「顔が利く」における「顔」は、身体に一部の「顔」ではなく、「その人の評判や名声」との意味です。
また、「利く」とは、「十分に能力を発揮すること」の意味です。
従って、「顔が利く」は「信用や権力があり、相手に多少の無理がとおること」の意味となるのです。
この慣用句を「顔が効く」と表記されているのを見かけることがありますが、これは誤りです。
「効く」は「効き目があることや、効果があること」で「薬が効く」等と使われ、「利く」の方は「顔が利く」の他に、「気が利く」や「口を利く」等と使われます。
同音異義語ですが、何となく意味も似ており、間違いやすいので注意が必要です。
また同じ意味の慣用句としては、「顔が広い」と言う言葉もあります。
「顔が利く」の言葉の使い方や使われ方
「顔が利く」の言葉の使い方や使われ方
・『彼はこの業界では顔が利く有名人です』
・『彼は地元の名士で、多方面に顔が利きます』
まとめ
まとめ
「顔が利く」とは、「信用や権力があり、相手に多少の無理がとおること」を意味する慣用句です。