「きってのお願い」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「きってのお願い」どのようなつもりで使われている言葉なのでしょうか。

今回は、「きってのお願い」の意味について解説します。

「きってのお願い」とは?意味

「きってのお願い」とは、無理を承知で強く希望し願うことを意味する「たってのお願い」の間違った表現です。

「きってのお願い」の概要

特定の範囲内で最も優れたものを指すときに使う「きっての」という言葉があります。

「学校きっての秀才」「芸能界きっての美人」といったように一定の範囲で特に秀でるものを指す言葉ですが、「一番優れている」という意味から誤用され「たってのお願い」と結びついた表現が「きってのお願い」です。

「きってのお願い」をそのままの意味で解釈すると「一番のお願い」という意味になりますが「きっての」にこのような用法はなく、はっきりとした誤用です。

強い気持ちを込めたお願いの意味を持つ言葉としては「たってのお願い」というのがふさわしい表現になります。

「きってのお願い」の言葉の使い方や使われ方

『きってのお願い、などという日本語は存在しない』

まとめ

「きってのお願い」はなんとなく意味が通ってしまうため間違いに気づかれる明らかな誤用です。

そのような言葉を潜在雪間違いに気付かず使ってしまうと恥をかきます。

正しい表現である「たってのお願い」を使いましょう。