この記事では、「嵩に懸かって」【かさにかかって】の意味や使い方を分かりやすく説明していきます。
「嵩に懸かって」とは?意味
「嵩に懸かって」とは?意味
相手よりも権力があることをいいことに、立場を利用して自分のいいなりにしたり、高圧的な態度で話すことを「嵩に懸かって」【かさにかかって】と言います。
相手の弱みを握って言うことを聞かせたり、嫌がらせして追い込むわけです。
また、風向きが変わり、勝てそうになったときは勢いにのってやるといった場面でも使われている言葉です。
「嵩に懸かって」の言葉の使い方や使われ方
「嵩に懸かって」の言葉の使い方や使われ方
前半は負けていたチームに対して、コーチが叱責することで選手にやる気を与えて、後半は嵩に懸かって反撃するといった試合の場面で使われています。
反対に、職場では高に懸かって社員を利用した挙句、あたかも自分が成果をあげたように見せかけるなど卑劣に感じる行為をするわけです。
「嵩を懸かって」の例文
「嵩を懸かって」の例文
「嵩を懸かって」を使った例文を挙げます。
・『空手は黒帯の兄だが、嵩を懸かっているだけで実際は弱虫である』
・『高を懸かって勝負で油断していると負けたときかなり恥をかく』
・『売れる商品がない会社でも、嵩を懸かって人気商品を売り出すことがある』
まとめ
まとめ
今は負けているチームであっても、上の立場を利用してわざと怒りをぶつけることで選手の気持ちを引き締めて良い方向へと進むこともあります。
本来の本領を発揮する場合もありますので、タイミングを見計らって嵩に懸かる言葉を伝えてみるのもいいでしょう。