この記事では、「蛸の糞で頭に上がる」の意味を分かりやすく説明していきます。
「蛸の糞で頭に上がる」とは?意味
「蛸の糞で頭に上がる」とは?意味
「蛸の糞で頭に上がる」は、「たこのくそであたまにあがる」と読みます。
これは、「自分は得意がっているが、他人からは馬鹿にされていること」を例えたものです。
蛸は胴体と頭の区別がつかず、頭に糞があるように思えます。
このことを示して、自分と他人の評価にギャップがある事の例えとして「蛸の糞で頭に上がる」と使用するようになったのです。
「蛸の糞で頭に上がる」の言葉の使い方や使われ方
「蛸の糞で頭に上がる」の言葉の使い方や使われ方
たとえば、あなたの後輩が新案権を受注したことを自慢していたとします。
しかし、その案件は誰もやりたがらないもので、皆は断ってきたものでした。
「彼の自慢げな様子は、蛸の糞で頭に上がるようでした」と述べるとよいでしょう。
これにより、相手の自慢げな様子を、批判的な言葉で的確に表現できるのです。
「蛸の糞で頭に上がる」の例文
「蛸の糞で頭に上がる」の例文
「蛸の糞で頭に上がる」を使った例文を挙げます。
・『彼の様子は、蛸の糞で頭に上がるようでした』
・『先輩は自慢げな様子でしたが、蛸の糞で頭に上がるようなものでした』
・『そのように自慢されては、蛸の糞で頭に上がるように思えます』
まとめ
まとめ
このように「蛸の糞で頭に上がる」は、「自分は得意がっているが、他人からは馬鹿にされていること」ことを意味する言葉です。
様々な場面で使用できる言葉なので、上手に活用するとよいでしょう。