この記事では、「切羽詰まる」の意味を分かりやすく説明していきます。
「切羽詰まる」とは?意味
「切羽詰まる」とは?意味
「切羽詰まる」は「せっぱつまる」と読みます。
意味は「ある事態が差し迫ってどうにもならない状態のこと」です。
期限のあるものごとが間近に迫って来て、それまでにどうにかしなければならないけれども策がなく、身動きが取れない状態になることです。
基本的にピンチで焦っている時など良くない意味で使われます。
「切羽詰まる」の概要
「切羽詰まる」の概要
「切羽詰まる」の「切羽」は、「刀のつばを両面から挟むようについている薄い金具」のことで、つばがずれない様にする役割があります。
「詰まる」は途中がふさがって通じなくなる」という意味、「切羽詰まる」で「刀が抜けなくなること」を表しています。
ここから転じて「ものごとが迫ってどうしようもなくなる」という意味で使われる様になりました。
「切羽詰まる」の言葉の使い方や使われ方
「切羽詰まる」の言葉の使い方や使われ方
「切羽詰まる」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『納品に間に合わず切羽詰まって上司に相談する』
・『借金の返済ができず切羽詰まって両親に泣き付く』
・『外出途中で腹痛を起こし、切羽詰まって公衆トイレに駆け込む』
まとめ
まとめ
今回は「切羽詰まる」について紹介しました。
「切羽詰まる」は「ある事態が差し迫ってどうにもならない状態」という意味の慣用句、と覚えておきましょう。