「嘴を挟む」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「嘴を挟む」の意味を分かりやすく説明していきます。

「嘴を挟む」とは?意味

「嘴を挟む(くちばしをはさむ)」とは、自分とは関係のない話に横から口を出すことを言います。

「嘴を挟む」の概要

「嘴を挟む」の「嘴(くちばし)」は、鳥の口のことを指します。

間違えて「口ばし」と書かないように気を付けたいものです。

「嘴を挟む」と似た意味を持つ言葉としては、「容喙(ようかい)」や「嘴を容 (い) れる」などがあります。

「嘴を挟む」の言葉の使い方や使われ方

・『何でもかんでも興味本位で、人の話に勝手に嘴を挟まない方がいいよ』
・『あの人が急に嘴を挟んできたので、話がややこしくなってしまった』
・『同僚との会話の時に、苦手な人が嘴を挟んできたので、その場の空気が変わってしまった』
・『彼はすぐに嘴を挟んでくるので、対応に困ってしまう』

まとめ

「嘴」が使われていることわざは他にもあります。

「嘴が黄色い(くちばしがきいろい)」は、鳥のヒナの嘴が黄色いことから、年齢が若く、経験不足な人に対して使われるたとえです。

「?(交喙)の嘴の食い違い(いすかのはしのくいちがい)」は、鳥のイスカ(?・交喙)の嘴の上下が食い違った形をしていることから、物事が食い違い、思うように行かないことを言います。

「嘴を鳴らす(くちばしをならす)」は、次々としゃべり続ける、悔しがるなどの意味があります。