この記事では、「御託を並べる」の意味を分かりやすく説明していきます。
「御託を並べる」とは?意味
「御託を並べる」とは?意味
「御託を並べる」は「ごたくをならべる」と読みます。
意味は「自分勝手なことを、もったいぶって長々と言うこと」です。
自分の都合にいいように、あれこれと持論を述べたり、言い訳することなどに使われます。
「御託を並べる」の概要
「御託を並べる」の概要
「御託を並べる」の「御託」は「御託宣(ごたくせん)」が省略された言葉で、「神のお告げ」のことです。
巫女や祈祷師が媒体となって神の言葉を伝えることで、神聖でありがたい儀式でした。
しかし、神がかった巫女や祈祷師が、偉そうにもったいぶって長々と話す様子が強調され、「神のお告げを長々と話す」から転じて「自分勝手なことをくどくど話す」という意味で使われています。
「御託を並べる」の言葉の使い方や使われ方
「御託を並べる」の言葉の使い方や使われ方
「御託を並べる」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『御託を並べていないでさっさと作業を進めなさい』
・『彼女は御託を並べて彼におごらせようとしている』
・『取引先に対し御託を並べて契約を白紙に戻される』
まとめ
まとめ
今回は「御託を並べる」について紹介しました。
「御託を並べる」は「神のお告げを長々と話す」から転じて「自分勝手なことをくどくど話す」という意味の慣用句、と覚えておきましょう。