この記事では、「思案に暮れる」の意味を分かりやすく説明していきます。
「思案に暮れる」とは?意味
「思案に暮れる」とは?意味
「思案に暮れる」とは、「思い悩み、考えがまとまらない」ことを表現する言葉です。
「思案」とは「思い、案ずること」です。
そして、そのまま「日が暮れる」ということから、時間が経過しても重い、案じ続けている様子を表現しているのです。
このことから、「思い悩み、考えがまとまらない」ことを、「思案に暮れる」しているのです。
「思案に暮れる」の言葉の使い方や使われ方
「思案に暮れる」の言葉の使い方や使われ方
たとえば、あなたの上司が方針の決定に悩んでいたとします。
しかし、方針の決定を依頼してから数日が経過していました。
そして、この件はスピードのある判断が大切でした。
このような場合に、「いつまでも、思案に暮れるのはいかがなものかと思います」と述べるとよいでしょう。
これにより、相手がいつまでも思案していることに、否定的な気持ちを表明できるのです。
「思案に暮れる」の例文
「思案に暮れる」の例文
「思案に暮れる」を使った例文を挙げます。
・『思案に暮れるのもよいが、そろそろ行動に移すべきです』
・『思案に暮れるばかりで、結論がまったくでないのでした』
・『このような事案で思案に暮れるとは、自分でも想像しておりませんでした』
まとめ
まとめ
このように「思案に暮れる」は、「思い悩み、考えがまとまらない」ことを意味する言葉です。
様々な場面で使用できる言葉なので、上手に活用するとよいでしょう。