この記事では、「知らぬ存ぜぬ」の意味を分かりやすく説明していきます。
「知らぬ存ぜぬ」とは?意味
「知らぬ存ぜぬ」とは?意味
「知らぬ存ぜぬ」とは、簡単に表現すれば「知らない×2」です。
「知らぬ」は古風な言い方ですが「知らない」を意味します。
また、「存ぜぬ」も同じく古めかしい表現ですが、「知らない」を謙譲語にしたものです。
これらを並記して「知らぬ存ぜぬ」とすることで、同じ種類の言葉を二回述べて強調しているのです。
「知らぬ存ぜぬ」の言葉の使い方や使われ方
「知らぬ存ぜぬ」の言葉の使い方や使われ方
たとえば、あなたの後輩が仕事で失敗したとします。
その失敗は、再三にわたり注意してきたことでした。
そして、注意していれば失敗することのがないものだったのです。
このような場合に、「今回ばかりは、知らぬ存ぜぬでは済まされない」と述べるとよいでしょう。
これにより、言い訳できない状況であることを、相手に伝達できるのです。
「知らぬ存ぜぬ」の例文
「知らぬ存ぜぬ」の例文
「知らぬ存ぜぬ」を使った例文を挙げます。
・『今回ばかりは、知らぬ存ぜぬでは済まされない』
・『知らぬ存ぜぬがまかり通るようでは、議論は進まない』
・『知らぬ存ぜぬという態度で、全く質問に応じる様子ではなかった』
まとめ
まとめ
このように「知らぬ存ぜぬ」は、「知らない」ことを表現した「言い回し」です。
様々な場面で使用できる言葉なので、上手に活用するとよいでしょう。