「背を向ける」はどのような意味で使われる慣用句なのでしょうか。
今回は、「背を向ける」の意味について解説します。
「背を向ける」とは?意味
「背を向ける」とは?意味
「背を向ける」とは、「無関心な態度をとること」を意味する言葉です。
「背を向ける」の概要
「背を向ける」の概要
人は関心のある物事に対しては正面から向き合い目で見たり音を聞いたりして情報を得ようとします。
注意力に欠けているとしっかり見つめることなくよそ見をしたりするものですが、最初から関心がなければそもそも正面から見ようともしません。
無関心な物事に対しては期待することなく後ろを向いてしまう様子になぞらえて「物事に関心を示さず拒否する意思を示すこと」を慣用句で「背を向ける」といいます。
ただ関心を抱いていないだけの場合から積極的に関わり断とうと拒否している場合まで気持ちの程度は様々ですが、いずれの場合も物事に向き合おうとせずに肯定的ではない態度を表しています。
「背を向ける」の言葉の使い方や使われ方
「背を向ける」の言葉の使い方や使われ方
『友人たちに背を向ける』
『IT社会に背を向けるアナログ人間』
まとめ
まとめ
「背を向ける」にははっきりと口にはしていないもの断固として関わり合いになろうといない拒否の意志が込められています。
込められてる思いの強さは様々なので文脈から適切に読み取りましょう。