「自明の理」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「自明の理」とはどんな意味の言葉なのでしょうか。

今回は、「自明の理」の意味について解説します。

「自明の理」とは?意味

「自明の理」とは、「説明するまでもなく既に明らかになっている世の中の道理」を意味する言葉です。

「自明の理」の概要

世の中の基本的なルール仕組みのことを「道理」といいます。

マナーや決まりといった社会的なことから物体が下に向かって落下するような物理法則まで世の中を形作っているあらゆる枠組みのことを指す言葉です。

道理は基本的に目に見えないものであることが多く、はっきりと形になっていないものもたくさんあります。

例えば法律は文章として形になっていますがマナーや常識は知っていて当然のことされているだけで明文化されていません。

道理の中でも解き明かしたり説明したりする必要がなく誰が見ても明らかな道理ことを「自明の理」といいます。

それ自体で明らかになっているので開設する必要はなく、ほぼすべての人が分かっているような当たり前の道理が「自明の理」です。

「自明の理」の言葉の使い方や使われ方

『利益を蔑ろにした経営破綻するのは自明の理だ』

まとめ

「自明の理」はわからない方がおかしいぐらい当たり前のことに対して用いる表現です。

かなり強い意味を含む言葉なので軽々しく使わないように注意しましょう。