この記事では、「自腹を切る」の意味を分かりやすく説明していきます。
「自腹を切る」とは?意味
「自腹を切る」とは?意味
「自腹を切る」は「じばらをきる」と読みます。
意味は「本来自分で支払う必要のない費用を負担すること」です。
組織や企業などで経費として落とすはずのお金を、自分で支払うことを言います。
人に驕る時や、プライベートも兼ねている時などで、プライドや見栄、正義感などから自分でお金を払う時に使われます。
「自腹を切る」の概要
「自腹を切る」の概要
「自腹を切る」には以下の由来があります。
1つ目は「武士が切腹して義務を果たすこと」に由来しているという説です。
2つ目は、「江戸時代にお財布を懐にいれていたこと」に由来しているという説です。
着物の合わせ目にお財布を入れる、つまり「自分の腹にお金がある」という意味で、「切る」は「思いきった行為・動作をする」という意味で、「見栄を切る」などにも使われています。
「自分の腹から思い切って金を出す」という意味から転じて使われる様になったと言われています。
「自腹を切る」の言葉の使い方や使われ方
「自腹を切る」の言葉の使い方や使われ方
「自腹を切る」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『歓送迎会で赤字が出た分、上司が自腹を切ってくれた』
・『お店の商品をこわしてしまい、自腹を切って弁償した』
・『売れないバンドマンが自腹を切ってチケットを配る』
まとめ
まとめ
今回は「自腹を切る」について紹介しました。
「自腹を切る」は「本来支払う必要のないお金を負担すること」という意味の慣用句、と覚えておきましょう。