この記事では、「鴫の看経」の意味を分かりやすく説明していきます。
「鴫の看経」とは?意味
「鴫の看経」とは?意味
「鴫の看経」は、「しぎのかんきん」と読みます。
「鴫」は鳥の一種です。
この鳥が、じっとたたずんでいる様子を、今日を読む姿に例えたのが「鴫の看経」という言葉だと言えます。
「看経」は、僧侶がじっと経を読むことを意味する言葉なのです。
これは、じっとしていると、実際は何も考えていなくても、熟慮しているように見えることの例えなのです。
「鴫の看経」の言葉の使い方や使われ方
「鴫の看経」の言葉の使い方や使われ方
たとえば、先輩が自席で瞑想しいるように見えました。
最近は非常に難しい仕事に取り組んでいるので、考えを整理しているのだろうと考えました。
しかし、後で聞いたところ、前日の飲みすぎで寝落ち思想だったとのことでした。
このような場合に、「鴫の看経でしたか」と述べるとよいでしょう。
これにより、熟考しているように勘違いしたことを、上手に例えて表現できるのです。
「鴫の看経」の例文
「鴫の看経」の例文
「鴫の看経」を使った例文を挙げます。
・『さきほどの瞑想は、鴫の看経でしたか』
・『鴫の看経のように、考えているふりを続けた』
・『よく考えている様子に見えたのは、ただの鴫の看経であった』
まとめ
まとめ
このように「鴫の看経」は、「実際は何も考えていなくても、熟慮しているように見える」ことを意味する言葉です。
様々な場面で使用できる言葉なので、上手に活用するとよいでしょう。