「鵜の目鷹の目」はどんな様子を表す言葉なのでしょうか。
今回は、「鵜の目鷹の目」の意味について解説します。
「鵜の目鷹の目」とは?意味
「鵜の目鷹の目」とは?意味
「鵜の目鷹の目」とは、「ひとつも見逃すまいと熱心に物を探すさま」を意味する言葉です。
「鵜の目鷹の目」の概要
「鵜の目鷹の目」の概要
「鵜」と「鷹」はどちらも肉食の鳥類です。
体調に対して比較的大きな獲物を狙う習性を持ち、獲物を狙う時は鋭い目つきで睨みつけるように周囲を見渡します。
鵜や鷹が鋭い目つきで獲物を探す様子になぞらえて「熱を入れて物を探しているさま」のことを「鵜の目鷹の目」といいます。
興奮して血走っているような普通ではありえない目つきで何かを探している様子を表す言葉で「探すこと」と「探しているときの鋭い目つき」の両方の意味で使われる慣用句です。
基本的には大勢の人を繰り出して何かを探している様子に対して用いられ、熱心であっても一人で探しているときにはあまり使いません。
目を爛々と輝かせながら熱に浮かされたように探すことに夢中になっている様子を表す言葉であり、ただ出すだけではなく欲に取り憑かれて何かを探している利己的なニュアンスを含みます。
「鵜の目鷹の目」の言葉の使い方や使われ方
「鵜の目鷹の目」の言葉の使い方や使われ方
『警察は鵜の目鷹の目で逃亡犯を捜索している』
まとめ
まとめ
「鵜の目鷹の目」は物を探す時のみに用いられる慣用句です。
あまりいい意味合いで使われる言葉ではないので人に向かって直接言うのは避けた方が無難です。