「そつなくこなす」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「そつなくこなす」の意味や使い方を分かりやすく説明していきます。

「そつなくこなす」とは?意味

与えられた仕事や作業を手落ちなく最後までやり遂げることを「そつなくこなす」と言います。

無駄なく与えられた仕事を完璧にこなし、正確に処理する人は実に信用できるので頼りがいがあり、安心して仕事が任せられるわけです。

この言葉の由来は不注意という意味がある「そつ」に、油断なくやってのけられるという「こなす」を掛け合わせました。

「そつなくこなす」の言葉の使い方や使われ方

職場では、上司に頼まれた仕事をすべて失敗なくこなせる部下に対して「君は仕事をそつなくこなすので助かる」と褒めるとき使われる言葉です。

運動も勉強もできる生徒に対して「そつなくこなせるところがすばらしい」と褒め称えて、相手のやる気を引き出すことがあります。

美人のうえに楽器も「そつなくこなす女性」を見て、羨ましいと感じる気持ちを伝えることもある言葉です。

「そつなくこなす」の例文

「そつなくこなす」を使った例文を挙げます。

・『彼は疲れていても前向きに仕事をそつなくこなすところが素晴らしい』
・『育児も完璧にやったうえで、家事もそつなくこなす姉を手本にしている』
・『なんでもそつなくこなす母は、50代になっても健康と美貌を保つ努力を欠かさない』

まとめ

人任せにするのではなく、与えられたことは最後まで責任持ってやろうとする気持ちを持つことで、何でも完璧に終わらせられる人になれるでしょう。