「牛の涎」とは?意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「牛の涎」はどんな様子に対して使う言葉なのでしょうか。

今回は、「牛の涎」の意味について解説します。

「牛の涎」とは?意味

「牛の涎」とは?意味

「牛の涎」とは、「だらだらと長く続くこと」を意味する言葉です。

「牛の涎」の概要

「牛の涎」の概要

大量の草を食べて咀嚼し反すうして消化する牛は他の動物よりもたくさんの唾液を分泌します。

分泌された唾液が口の中から溢れてよだれになることはよくありますが、牛は特に涎の量が多い動物です。

牛が口から垂らす涎の量がとても多くだらだらと切れ目なく流れるさまに例えて「物事が細く長く続くこと」「牛の涎」といいます。

ただ長いだけではなく細くて締まりもなく流れつづける涎のように「大きな動きが見られずメリハリがないまま継続している様子」に対して用いられます。

ただ長く継続することを指すだけではなく「気長に辛抱強く続けることが大切である」という継続の重要性を説く言葉としても使われる慣用句です。

「牛の涎」の言葉の使い方や使われ方

「牛の涎」の言葉の使い方や使われ方

『商いは牛の涎が肝心である』
『焦らずに牛の涎で一つずつ努力を積み重ねていく』

まとめ

まとめ

「牛の涎」はなんとなく汚らしくて良い意味に思われませんが、続けることの大切さを説いた深い意味を持つ慣用句です。

知らないと誤解されやすい言葉なので使う相手はきちんと選びましょう。

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