この記事では、「耳ざわりが良い」の意味を分かりやすく説明していきます。
「耳ざわりが良い」とは?意味
「耳ざわりが良い」とは?意味
「耳ざわりが良い」は「みみざわりがよい」と読み、近年では「聞き心地がよい」「耳が心地よい」という意味を持ちますが、一部では「耳ざわりが良い」は誤用であるという風潮もあり、一般的には「聞き心地がよい」と言い換えられます。
「耳ざわりが良い」の概要
「耳ざわりが良い」の概要
「耳ざわり」は、「耳障り」もしくは「耳触り」と漢字表記されますが、全く異なった意味になります。
「耳障り」の意味は「聞いて不快に感じること」を意味する言葉なので「耳障りが良い」は間違った使い方です。
一方「耳触り」という表記は、一部の辞書で「聞いた時の感じ、印象」という意味として新しく書かれている場合があり、「耳ざわりが良い」と使用する場合はこちらの漢字を使います。
しかしながら、一般的に文語として使用される場合の「耳ざわり」は「耳障り」として使われますので、「耳ざわりが良い」は誤用です。
口語として使用する場合でも、日本人のほとんどは「耳ざわり」と聞いた場合、「耳障り」の方をイメージするため、「耳ざわりが良い」と使用するのは避けた方がよいでしょう。
まとめ
まとめ
「耳ざわりが良い」という言葉は、最近では少しずつ使われており、一部の辞書にも正しい表現であると記載されている場合があります。
しかしその場合の「耳さわり」は「耳触り」であり、一般的に知られている「耳障り」とは意味が違います。
「耳ざわりが良い」は「聞き心地がよい」などに言い換えるのが無難と言えるでしょう。