「敵に塩を送る」とは?意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「敵に塩を送る」の意味を分かりやすく説明していきます。

「敵に塩を送る」とは?意味

「敵に塩を送る」とは?意味

「敵に塩を送る」「てきにしおをおくる」と読み、「敵の弱みにつけこまず、苦境からあえて助けることのたとえ」「目前の得より、長期的な理を求める」「苦しむ敵を救うような事はしない方がよい」などの意味を持つことわざです。

「敵に塩を送る」の概要

「敵に塩を送る」の概要

「敵に塩を送る」は、戦国時代に活躍した武将・上杉謙信が、塩不足で苦しんでいた敵武将・武田信玄に塩を送ったという故事が由来になっています。

しかし現在ではこの逸話について創作であるという事が通説となっており、忠実とはみなされていません。

「敵に塩を送る」の言葉の使い方や使われ方

「敵に塩を送る」の言葉の使い方や使われ方

「敵に塩を送る」の本来の意味は、「敵をあえて苦境から救う」という意味を持っていますが、「苦しむ敵を救うような事はしない方がよい」という意味でも使われることがあります。

前者の意味であれば「競合他社に敵に塩を送るつもりで情報を流す」などと使用し、後者の意味であれば「わざわざ敵に塩を送るような事をして大丈夫だろうか」などと使われます。

まとめ

まとめ

「敵に塩を送る」は、有名な故事がもとになっていることわざです。

主に敵をあえて救うという意味として使われますが、わざわざ敵を救う事はないという逆の意味としても使われます。

日常会話でもよく耳にする言葉ですので、意味をよく理解して使用しましょう。

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