「その後いかがでしょうか」とは?
ビジネスでの使い方や、敬語での言い換え方法などについて、分かりやすく解説していきます。
「その後いかがでしょうか」とは?
「その後いかがでしょうか」とは?
はじめに「その後いかがでしょうか」の意味を解説していきます。
「いかが」は漢字で書くと「如何」となり、「どうですか、どんな様子か」などの意味で使用されます。
これを「でしょうか」を付与することで丁寧な疑問形にしています。
また、この言葉を使うには前提があります。
それは、自分が相手の過去の状況を知っていることです。
過去の状況を知っているからこそ、「その後」にどうなったかを尋ねられるのです。
「その後いかがでしょうか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「その後いかがでしょうか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは「その後いかがでしょうか」のビジネスでの使い方・使われ方には、どのようなものがあるのでしょうか。
たとえば、あなたが転勤で大阪に異動したとします。
以前の勤務地は東京でした。
そして、出張のために久しぶりの東京のオフィスを訪問することになりました。
あなたは、その旨を旧知の人にメールで事前に連絡することにしました。
このような場合には、「その後いかがでしょうか」と、メールの冒頭で述べるとよいでしょう。
あなたは、以前は東京オフィスで勤務していたので、過去の状態を知っています。
そのため、以前から何か変化があったかを尋ねられるのです。
この言葉を使う場合の注意点は、自分が過去の状況を知っていることです。
これは使用するための条件になっています。
過去の状況を知らないのに、「その後いかがでしょうか」と質問することはできないのです。
「その後いかがでしょうか」を使った例文
「その後いかがでしょうか」を使った例文
ここでは「その後いかがでしょうか」を使った例文を挙げていきます。
例文のように、単独でも使用できますし、一言を添えて使用することも可能です。
・『その後いかがでしょうか』
・『皆様、その後いかがでしょうか』
・『そちらは、その後いかがでしょうか』
「その後いかがでしょうか」の類語や敬語での言いかえ
「その後いかがでしょうか」の類語や敬語での言いかえ
それでは「その後いかがでしょうか」の類語や敬語での言いかえには、どのようなものがあるのでしょうか。
「その後いかがでしょうか」の類似表現
「その後いかがでしょうか」の類似表現
まず「その後いかがでしょうか」の類似表現について解説します。
「いかがでしょうか」は「お変わりありませんでしょうか」と言い換えられます。
表現は異なりますが、意味は概ね同じになります。
「その後いかがでしょうか」の敬語表現
「その後いかがでしょうか」の敬語表現
つぎに「その後いかがでしょうか」を別な敬語表現で言い換えるとどうでしょうか。
たとえば「その後お変わりございませんでしょうか」という言い換えが可能です。
まとめ
まとめ
このように「その後いかがでしょうか」は、相手に現在の状況を尋ねるための言葉です。
あいさつ文句として使用される定番のフレーズなので、覚えておくと便利でしょう。