「手が伸びる」とはどんな意味の慣用句なのでしょうか。
今回は、「手が伸びる」の意味について解説します。
「手が伸びる」とは?意味
「手が伸びる」とは?意味
「手が伸びる」とは、「興味や関心が及ぶこと」もしくは「影響力が迫ること」を意味する慣用句です。
「手が伸びる」の概要
「手が伸びる」の概要
人の手は物を動かしたり何かを作ったりなど物事と関わる際に多大な影響力を発揮します。
手を使って関わりを持ち影響を及ぼす様子から「物事に関わりを持とうとすること」を「手が伸びる」と表現します。
一般的にはある程度離れた場所から関わりを持とうとすること、つまり今現在は関わりを持っていないものに対して意識的に関わろうとするさまを表す言葉です。
興味や関心を持つ者に対して手を出し関わろうとする様を表す意味の他にも、影響力を行使したり支配下におさめたいといったような「手を出す」という意味合いも持つ慣用句です。
「手が伸びる」の言葉の使い方や使われ方
「手が伸びる」の言葉の使い方や使われ方
『美味しそうなものを見るとついつい手が伸びる』
『万全だったこの町にまでギャングの手が伸びる』
まとめ
まとめ
「手が伸びる」は放置しておいて欲しい時や我慢しなければならない時などできれば関与したくないのに関わりを持とうとする様子に対して用いる言葉です。
微妙なニュアンスに相応しい使い方をしてください。