この記事では、「猿に烏帽子」の意味を分かりやすく説明していきます。
「猿に烏帽子」とは?意味
「猿に烏帽子」とは?意味
人柄につりあっていない服装や言動のたとえです。
猿は動物のサルを指します。
烏帽子は平安時代ころから被られるようになった、元服した男子のかぶり物の一種です。
古くは貴族は平常用として、庶民ははれの日に用いていました。
現在でも神社などでは烏帽子をかぶっている神職の方を見ることがあります。
貴族が平常用としていたということは、立派なかぶり物といえるでしょう。
立派なものを猿がかぶるのは似つかわしくありません。
「猿に烏帽子」の言葉の使い方や使われ方
「猿に烏帽子」の言葉の使い方や使われ方
服装や言動などが人柄につりあっていないことを例えて使用をします。
たとえば、教養がないのに、いかにも教養がありますと見せかけるのは、似つかわしくないといえます。
外見を取りつくろっても、中身がともなっていないのです。
そのようなさまをたとえるときに使用します。
「猿に烏帽子」の例文
「猿に烏帽子」の例文
「猿に烏帽子」を使った例文を挙げます。
・『猿に烏帽子といわれても仕方がない』
まとめ
まとめ
人柄と服装などがつりあっていないことをたとえる言葉です。
外側を取りつくろうことは簡単かもしれませんが、中身をともなうためには努力が必要です。