「猿の尻笑い」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「猿の尻笑い」の意味を分かりやすく説明していきます。

「猿の尻笑い」とは?意味

自分の足りないところに気づかず、他人の足りないところをばかにして笑うたとえです。

猿が自分の尻が赤いことを知らずに、他の猿の尻を笑うことからのたとえになります。

自分にも同じ欠点があるのに、他人のことだけを笑っているのです。

ちなみに、尻が赤いサルはニホンザルの仲間だけです。

「猿の尻笑い」の言葉の使い方や使われ方

この言葉は、自分に不十分なところがあるのに、それに気がつくことがなく、他人の不十分なところをばかにして笑うことをたとえて使用します。

たとえば、自分は普段から服装に無頓着だけれど、気がついていなかったとします。

それなのに他人が服装に無頓着で、似合っていない服を着ていることをばかにして笑っていたとします。

こういったことをたとえる際に使用します。

自分の欠点には気がつきにくく、自分にもそれがあるのに他人のことを笑ってしまうことがあります。

「猿の尻笑い」の例文

「猿の尻笑い」を使った例文を挙げます。

・『彼は猿の尻笑いだね』

まとめ

自分ことは自分では気がつきにくいものです。

欠点に気がつかず、他人のことを笑ってしまうこともあるでしょう。

それを指す言葉です。