「蟹の念仏」とは?意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「蟹の念仏」の意味を分かりやすく説明していきます。

「蟹の念仏」とは?意味

「蟹の念仏」とは?意味

「蟹の念仏(かにのねんぶつ)」とは、小声でブツブツとつぶやく様子をたとえた言葉です。

「蟹の念仏」の概要

「蟹の念仏」の概要

「蟹の念仏」と言う表現は、蟹がブクブクと泡を吹いている様子から来ています。

口の中でブツブツと何を言っているか分からないくらいの声でつぶやく様子を言うようになりました。

「蟹の念仏」と似た意味の表現としては、「亀の看経(かめのかんきん)」「雨垂れの念仏」などが挙げられます。

「蟹の念仏」の言葉の使い方や使われ方

「蟹の念仏」の言葉の使い方や使われ方

・『彼は諦めがつかないようで、いつまでも蟹の念仏のようにぶつぶつと言っていた』
・『彼は小声で何を言っているのか聞き取れず、まるで蟹の念仏のようだ』
・『小心者の私は、言いたいことがハッキリ言えずに、いつも蟹の念仏みたいになってしまう』
・『蟹の念仏みたいに、いつまでもグチグチ言うのは止めなさい』

まとめ

まとめ

「念仏」が使われている表現として、他にも「馬の耳に念仏(うまのみみにねんぶつ)」「豚に念仏猫に経(ぶたにねんぶつねこにきょう)」などがあります。

「馬の耳に念仏」は、人の意見を聞かない人には、言ってもまったく効果がないことを意味しています。

また、「豚に念仏猫に経」は、立派な教えを理解できない人に言い聞かせても、何の意味もないことを表しています。

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