「蝌蚪の水」とは?意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「蝌蚪の水」は何を表す言葉なのでしょうか。

今回は、「蝌蚪の水」の意味について解説します。

「蝌蚪の水」とは?意味

「蝌蚪の水」とは?意味

「蝌蚪の水」とは、「オタマジャクシが泳いでいる水面」を意味する言葉です。

「蝌蚪の水」の概要

「蝌蚪の水」の概要

「蝌蚪の水」「蝌蚪」とはカエルの幼体であるオタマジャクシの古い言い方です。

カエルは冬の間は土に潜って冬眠して過ごします。

冬が終わり暖かくなり始める2月から3月にかけてカエルは冬眠から目覚め繁殖のための産卵期を迎えます。

産卵期に産み付けられた卵が孵化し水面にオタマジャクシが泳ぐ姿が見られるようになるのは4月ごろで、その頃にしか見られないオタマジャクシが水面を泳ぐ様子を表す言葉が「蝌蚪の水」です。

1年を通じてオタマジャクシが見られるのは1ヶ月に満たない春の間のほんのわずかな期間しかありません。

季節の象徴であることから「蝌蚪の水」は俳句で春を表す季語として用いられています。

「蝌蚪の水」の言葉の使い方や使われ方

「蝌蚪の水」の言葉の使い方や使われ方

『蝌蚪の水に春の訪れを感じる』
『この俳句は蝌蚪の水を季語に使っている』

まとめ

まとめ

「蝌蚪の水」は俳句の季語としての使い方以外ではほぼ見かけない言葉です。

あまり馴染みのない表現ですがこの機会に覚えておきましょう。

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