この記事では、「馬の背を分ける」の意味を分かりやすく説明していきます。
「馬の背を分ける」とは?意味
「馬の背を分ける」とは?意味
「馬の背を分ける」は「うまのせをわける」と読みます。
意味は「にわか雨が、ある地域を境にして、降っている地域と晴れている地域に分かれる様子」です。
夕立などは非常に局地的で、ある場所で激しく降っているかと思うと、すぐ横の地域では晴れていたりします。
雨の降り方が地域によって極端に違う時に使われます。
「馬の背を分ける」の概要
「馬の背を分ける」の概要
「馬の背を分ける」の由来は以下の2つです。
1つ目は、「馬に乗っていて夕立に合い、片方は濡れたけれどももう片方は濡れなかったこと」が由来であるという説です。
2つ目は「馬の背越え」という言葉が由来であるという説です。
山の尾根を馬の背中にたとえて、山の片側で雨が降り、もう片側で降っていない様子が「馬の背中を分ける様に見えたこと」から使われる様になりました。
「馬の背を分ける」の言葉の使い方や使われ方
「馬の背を分ける」の言葉の使い方や使われ方
「馬の背を分ける」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『馬の背を分ける雨で隣駅に着いたら晴れていた』
・『雨の境目がはっきり見えて、本当に馬の背を分ける様だった』
・『私は全く濡れず、すぐ後ろにいた後輩がびしょ濡れで、馬の背を分けるとはこのことだ』
まとめ
まとめ
今回は「馬の背を分ける」について紹介しました。
「馬の背を分ける」は「にわか雨が、ある地域を境にして、降っている地域と晴れている地域に分かれる様子」という意味の慣用句、と覚えておきましょう。