「馬の耳に風」とは?意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「馬の耳に風」はどのような意味で使われる言葉なのでしょうか。

今回は、「馬の耳に風」の意味について解説します。

「馬の耳に風」とは?意味

「馬の耳に風」とは?意味

「馬の耳に風」とは、「どんなに素晴らしいものでも理解できない者にとっては全く無価意味であること」という意味で使われることわざです。

「馬の耳に風」の概要

「馬の耳に風」の概要

古代中国の詩人李白の詩に由来する言葉で、物の価値のわからない様子を李白の詩にある「心地よい春風であっても吹いているのが馬の耳であればその素晴らしさを理解できないまま通り過ぎてしまう」という一説になぞらえたことわざです。

一般的には価値の分からないものに価値あるものを見せても何の効果も期待できない、つまり「効果がなく無意味であること」という意味で使われています。

「馬の耳に風」の言葉の使い方や使われ方

「馬の耳に風」の言葉の使い方や使われ方

『興味がない人にどれだけ説明したところで馬の耳に風でしかない』
『何を言われても馬の耳で風で聞き流す』

「馬の耳に風」の類語や言いかえ

「馬の耳に風」の類語や言いかえ

・馬の耳に念仏
「努力しても無駄であること」を意味することわざです。

ほとんど同じ意味ですが「馬の耳に風」が物事の価値を理解できない様子を指すのに対し、こちらは話の内容や言葉の意味が届かない愚かさや頑固さを強調しています。

まとめ

まとめ

「馬の耳に風」はちっとも効果が見られない様を表します。

人の意見や批判に耳を貸さない要素に対してよく用いられる表現なので正しい意味で使いましょう。

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