この記事では、「狼煙を上げる」の意味を分かりやすく説明していきます。
「狼煙を上げる」とは?意味
「狼煙を上げる」とは?意味
「狼煙を上げる」の読みは「のろしをあげる」で、「大きな動きのきっかけとなる行動を起こすこと」を意味する慣用句です。
「狼煙を上げる」の概要
「狼煙を上げる」の概要
「狼煙を上げる」は、元々は通信手段がなかった頃の戦い等において、「何かの合図のために薪などを燃やして煙を上げること」を意味する言葉でした。
そこから転じて、「大きな動きのきっかけとなる行動を起こすこと」の意味となったのです。
ちなみに、「狼煙」の表記に「狼」の漢字が使われているのは、中国では昔、実際に「狼の糞を燃やして合図の煙を立てていた」ためと言われています。
狼の糞を燃やした煙は、少々風があっても、その煙がまっすぐに立ち上るのが、その理由だそうです。
「狼煙を上げる」の言葉の使い方や使われ方
「狼煙を上げる」の言葉の使い方や使われ方
・『会社の浮沈をかけたプロジェクトに成功したことが、会社の再生の狼煙を上げる結果となりました』
・『敗戦濃厚な試合で、チームの逆転の狼煙を上げたのは、彼が放った満塁ホームランだった』
・『衰退していた商店街の再生の狼煙を上げたのは、若手の女性達のアイデジアによるイベントでした』
まとめ
まとめ
「狼煙を上げる」とは、「大きな動きのきっかけとなる行動を起こすこと」を意味する慣用句です。