「腹を決める」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「腹を決める」はどんな様子を指す慣用句なのでしょうか。

今回は、「腹を決める」の意味について解説します。

「腹を決める」とは?意味

「腹を決める」とは、「覚悟を持って決断すること」を意味する慣用句です。

「腹を決める」の概要

思い悩んでいた物事を決断する時に用いられる表現で、どのような重大なことにも立ち向かうという覚悟が含まれています。

簡単には決められない重要な判断をはっきり決意するさまを表し、これまでいろいろと思い悩んで揺れ動いていた心が「腹を決める」ことで揺るがなくなり目標に向かって突き進む強い意志が生まれます。

「腹を決める」の言葉の使い方や使われ方

『戦争に踏み切るしかないと腹を決める』
『散々迷ったがマイホームを購入すると腹を決める』

「腹を決める」の類語や言いかえ

・腹をくくる
「どんな結果になっても受け入れると覚悟すること」を意味します。

強い覚悟をもって決定するという意味ですが「腹を決める」が未来に対して前向きな態度であるのに対し、こちらは決断せざるを得ないほど追い込まれている状況で用いられる表現です。

自ら結果を追い求めるものではなくどんな結果でも受け入れるという消極的な覚悟を強調しています。

まとめ

「腹を決める」は並大抵ではない覚悟をもって決意する様を表します。

軽々しく使う言葉ではないので重みをふまえて使いましょう。