「シャッポを脱ぐ」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「シャッポを脱ぐ」の意味を分かりやすく説明していきます。

「シャッポを脱ぐ」とは?意味

「シャッポを脱ぐ」とは、「降参すること、お手上げになること」を意味する慣用句です。

「シャッポを脱ぐ」の概要

「降参すること、お手上げになること」の意味を表す慣用句としては、古くは「兜を脱ぐ」が使われていました。

それが時代が下り、明治時代になり「兜」が使われなくなった際に「帽子」を意味する「シャッポ」を「兜」に換えて使ったのが、この慣用句です。

「シャッポを脱ぐ」と全く同じ意味の熟語として「脱帽」があります。

従って「シャッポを脱ぐ」は「脱帽する」と言い換えることが出来、こちらも慣用句としてよく使われています。

「シャッポを脱ぐ」の言葉の使い方や使われ方

・『あの人気イタリア料理店のシェフが、シャッポを脱ぐと感嘆の声を上げたのが、こちらの店です』
・『新進気鋭の数学者のA氏を、数学の第一人者と称されている教授もシャッポを脱ぐと評していた』
・『シャッポを脱ぐと言われてキョトンとしていた彼も、脱帽すると言い換えると、理解できたようです』

まとめ

「シャッポを脱ぐ」とは、「降参すること、お手上げになること」を意味する慣用句です。

「シャッポ」は「帽子」を意味するフランス語なので、同じく慣用句の「脱帽する」と全く同じ意味です。