この記事では、「バトンを渡す」の意味を分かりやすく説明していきます。
「バトンを渡す」とは?意味
「バトンを渡す」とは?意味
「バトンを渡す」とは、「仕事などを後任者に引き継ぐことや、地位を後任者に譲り渡すこと」を意味する慣用句です。
「バトンを渡す」の概要
「バトンを渡す」の概要
「バトンを渡す」の語源は、陸上競技のリレー競技にあります。
リレー競技では前走者がフィニッシュするタイミングで次の走者に「バトンを渡す」ことで、競技が続きます。
この様子を比喩的に使ったのが、「バトンを渡す」の慣用句です。
同じ陸上競技の駅伝では、バトンの代りに襷を繋いでいきます。
これを語源として、「襷を繋ぐ」と言う慣用句もあります。
意味は「バトンを渡す」とほぼ同じですが、「仕事を引く継ぐこと」の意味では「襷を繋ぐ」がピッタリで、「地位を譲り渡すこと」の意味では「バトンを渡す」がピッタリ来るというニュアンスの違いがあります。
「バトンを渡す」の言葉の使い方や使われ方
「バトンを渡す」の言葉の使い方や使われ方
・『社長は前々から公言していた通り、70歳で息子にバトンを渡して社長の座を降りた』
・『栄転した先輩から、バトンを渡されて課長に就任することになり、身の引き締まる思いです』
・『大企業の管理職には、バトンを渡すべき後継者を育成することも、一つの大きな仕事とされている』
まとめ
まとめ
「バトンを渡す」とは、陸上のリレー競技が語源で、「仕事などを後任者に引き継ぐことや、地位を後任者に譲り渡すこと」を意味する慣用句です。