「一役買う」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「一役買う」という慣用句にはどのような意味があるのでしょうか。

今回は、「一役買う」の意味について解説します。

「一役買う」とは?意味

「一役買う」とは、「役割を進んで引き受けて貢献すること」を意味する慣用句です。

「一役買う」の概要

人に対して力を貸す時に使われる慣用句で、いくつかある役割のうち一つを進んで引き受けて成果をあげ貢献することを表します。

「一役買う」の「買う」は仕事や役目を進んで引き受けるという意味を持ち「買って出る」と同じ用法です。

役目を押し付けられて嫌々やるのではなく自ら名乗り出て進んで力を貸し相手の力になることを「一役買う」と表現します。

「一役買う」の言葉の使い方や使われ方

『新会社設立に一役買う』
『新人だけでは不安なので一役買うことにした』

「一役買う」の類語や言いかえ

・一翼を担う
「全体の一部分として役割を引き受けること」を意味します。

「一役買う」が一時的な手助けを意味するのに対し、こちらは継続的に役割を引き受けて支えになる様子を表します。

まとめ

「一役買う」は日常会話でもよく使われる慣用句です。

ただ資金を提供したり作業をこなしたりするだけではなくある程度重要な役割を果たすときに用いられる表現なので使い方に注意してください。