「黒い霧」とは?意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「黒い霧」とは何を指す言葉なのでしょうか。

今回は、「黒い霧」の意味について解説します。

「黒い霧」とは?意味

「黒い霧」とは?意味

「黒い霧」とは、「真相不明の疑惑」を意味する言葉です。

「黒い霧」の概要

「黒い霧」の概要

「霧」は見通しが悪く先が見えないことから真相が不明のことの例えとして用いられます。

「黒い霧」は真相が不明なことの中でも黒い、つまり犯罪がらみなど後ろ暗い問題が潜んでいると思われるものに対して用いられる表現です。

一般的には収賄や汚職など政治家の不正疑惑を指す意味で使われるほか、かつてプロ野球で起きた八百長疑惑に絡んだ騒動を指す「黒い霧事件」という言葉も存在します。

1960年に作家の松本清張が発表した作品「日本の黒い霧」に由来する言葉です。

「黒い霧」の言葉の使い方や使われ方

「黒い霧」の言葉の使い方や使われ方

『政治家の不正は黒い霧に包まれていてはっきりと真相がわからない』
『末端の人間に責任をかぶせたまま事件の幕引きが図られ黒い霧に捜査の手が伸びることはなかった』

「黒い霧」の類語や言いかえ

「黒い霧」の類語や言いかえ

・闇
「物事の裏に隠れている後ろ暗い部分」を意味します。

「黒い霧」と同じく真相不明の物事を表す言葉で、政財界の不正以外にも広く使われます。

まとめ

まとめ

「黒い霧」は不正や犯罪の噂が囁かれるものの真相がはっきりしない物事に対して用いられる表現です。

ニュースなどでも使われる言葉なので意味を憶えておきましょう。

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