「世も末」とは?意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「世も末」の意味を分かりやすく説明していきます。

「世も末」とは?意味

「世も末」とは?意味

「世も末」の読みは、「よもすえ」で、「世の中で起きている何らかの事柄を嘆くこと」を意味する慣用句です。

「世も末」の概要

「世も末」の概要

「世も末」の文字通りの意味は、「世の終わり、世界の終わり」です。

しかし、この「世も末」だとして嘆く事柄は、例えば核戦争が勃発して本当に世界が終わるかもしれないと言った深刻な事柄ではありません。

自分にとっては奇妙に映る流行や、自分にとっては許容しがたい傾向が強まった場合に使われる言葉です。

すなわち、この「世も末」の慣用句は、「それほど深刻でない事柄をオーバーに嘆いてみせる」表現だとも言えます。

この慣用句は、特に高齢者が若者の姿や行動に対して使うことが多いと言えます。

いつの時代にも、新たな文化を切り開く若者のファッションや行動は、高齢者にとっては奇異に映るものだからでしょう。

「世も末」の言葉の使い方や使われ方

「世も末」の言葉の使い方や使われ方

・『あんな奇抜で奇妙なファッションが流行るとは、世も末です』
・『不正を取り締まるべき警察官が、次々に犯罪に手を染めるとは、世も末です』
・『コツコツと努力する人よりも、そうした人を踏み台にする人がいい目をするとは、世も末です』

まとめ

まとめ

「世も末」とは、「世の中で起きている何らかの事柄を嘆くこと」を意味する慣用句です。

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