この記事では、「世は張り物」の意味を分かりやすく説明していきます。
センスのある表現を覚えていきましょう。
「世は張り物」とは?意味
「世は張り物」とは?意味
「世は張り物」とは、世の中は見栄を張るのが普通だということ。
よく見えるように整えたり体裁を取り繕ったりするのは、人として当たり前の感覚だということです。
この場合の「張り物」は、ハリボテをあらわします。
見た目は立派なのに、裏をかえすと貧相な物の例えです。
世の中の多くが、見た目と実体がかけ離れていることをいいます。
「世は張り物」の言葉の使い方や使われ方
「世は張り物」の言葉の使い方や使われ方
世は張り物は『浮世草子』に登場する、昔からあることわざです。
揶揄する表現ではなく、大人としてのあるべき所作を語っています。
一人前に扱ってもらえるように、大きく見せるのは世の中の道理だと述べています。
潔く言い切るシーンで使ってみてください。
「世は張り物」の例文
「世は張り物」の例文
「世は張り物」を使った例文を挙げます。
・『世は張り物、プライドも大切だ』
・『世は張り物を思い出し、外車を買った』
・『祖父は世は張り物を、地でいく人生だった』
まとめ
まとめ
「世は張り物」の意味と使い方を学びました。
多少のプライドやハッタリも、世の中を渡るためには必要だと述べたものです。
小粋な生き方のひとつに、加えてみてください。