この記事では、「座上の空論」の意味を分かりやすく説明していきます。
「座上の空論」とは?意味
「座上の空論」とは?意味
「座上の空論」は「ざじょうのくうろん」と読みます。
意味は「単なる理想や空想で現実的に全く役に立たない理論」のことです。
全く経験のない人が、頭の中でひたすら考えただけの、理想の形に作られた理論や考えのことです。
実際にやってみるとそうはならない、そううまく行くはずがないことだらけで、実行できない計画やアイデアなどに使われます。
「座上の空論」の概要
「座上の空論」の概要
「座上の空論」の「座上」は、「座席の上」から転じて「座って考えただけの事柄」という意味、「空論」は「中身のない理論」から転じて「役に立たない理論」という意味です。
「座って考えただけの役に立たない理論」から転じて、「理想や空想で役に立たない理論」という意味で使われています。
類語に「机上の空論」「砂上の楼閣」などがあります。
「座上の空論」の言葉の使い方や使われ方
「座上の空論」の言葉の使い方や使われ方
「座上の空論」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『ゼロコロナ対策は座上の空論だ』
・『政治家の公約は座上の空論ばかりだ』
・『座上の空論を述べるより実際に現場に行ってみたらどうだ』
まとめ
まとめ
今回は「座上の空論」について紹介しました。
「座上の空論」は「単なる理想や空想で現実的に全く役に立たない理論」という意味の慣用句、と覚えておきましょう。