「鬼気迫る」とは?意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「鬼気迫る」の意味を分かりやすく説明していきます。

「鬼気迫る」とは?意味

「鬼気迫る」とは?意味

「鬼気迫る」の読みは「ききせまる」で、文字通りの意味としては「恐ろしく不気味な気配でいっぱいになること」ですが、そこから転じて「恐ろしいほど真剣な様子のこと」を意味する慣用句です。

「鬼気迫る」の概要

「鬼気迫る」の概要

「鬼気迫る」における「鬼気」とは、「恐ろしくて不気味な気配や雰囲気」を意味し、それが「迫る」すなわち「押し寄せる」との意味から、先に記載した文字通りの意味となるのです。

これが、「恐ろしいほど真剣な様子」の意味へと転じたのは、その様子を「見ている方に、怖く不気味に感じるほどの真剣さが伝わって来ること」言えば理解できるでしょう。

この慣用句の表記で、「鬼気」を同音異義語の「危機」と誤記されている例を見かけることがあります。

「危機迫る」と書くと、「危険が迫っていること」の意味となってしまいます。

誤記には注意が必要です。

「鬼気迫る」の言葉の使い方や使われ方

「鬼気迫る」の言葉の使い方や使われ方

・『あの歌舞伎役者の演技には、鬼気迫るもが感じられれます』
・『天才科学者と称される彼が、研究に没頭している様子は、まさに鬼気迫ると言えます』
・『オリンピックで金メダルを目指すような一流の選手の練習には、鬼気迫るものがあるものです』

まとめ

まとめ

「鬼気迫る」とは、「恐ろしいほど真剣な様子のこと」を意味する慣用句です。

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