「息を凝らす」とは?意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「息を凝らす」はどんな様子を表す言葉なのでしょうか。

今回は、「息を凝らす」の意味について解説します。

「息を凝らす」とは?意味

「息を凝らす」とは?意味

「息を凝らす」とは、「呼吸を抑えてじっとしているさま」を意味する言葉です。

「息を凝らす」の概要

「息を凝らす」の概要

できるだけ呼吸を少なくし音を抑えて目立たなくするよう頑張りながらじっとしている様子を表す言葉で、とても緊張しながら時間が過ぎるのを待っているような場合に用いられる表現です。

「凝らす」「目を凝らす」「趣向を凝らす」と同じく「意識を集中すること」を意味します。

意識して呼吸を抑えているときだけでなく集中するあまり呼吸するのを忘れてしまっているさまにも使います。

「息を凝らす」の言葉の使い方や使われ方

「息を凝らす」の言葉の使い方や使われ方

『押入れに隠れて息を凝らす』
『最後の演技を観客一同が息を凝らして見守った』

「息を凝らす」の類語や言いかえ

「息を凝らす」の類語や言いかえ

・息を殺す
「呼吸を押さえ込んで目立たないようにするさま」を意味します。

「息を凝らす」が思わず呼吸が少なくなってしまう無意識の様子に対しても使うのに対し、こちらを意識的に必死になって呼吸を抑えようとしている様子に対して用います。

まとめ

まとめ

「息を凝らす」は極度の緊張を表しています。

ただ呼吸を控えるのではなく恐怖や集中といった感情の動きを伴う表現なので注意してください。

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